「サッカーの原理原則って何?」
「よくゲームメイク戦略が良くてカウンターは良くないんですよね? とか、ポジショナルプレーの方がダイレクトプレーより良いですよね? と聞かれることがありますが、これは善し悪しではありません。『より積極的で能動的なサッカー』を志向するチームがあってもいいし、『相手にボールを支配させておいてダイレクトプレーで点を取る』チームがあってもいいわけです」
サッカーでは相手が必ず妨害をしてきます。やりたいことを妨害されたときに次の選択肢を素早く選ばなければなりません。
サッカーにおけるコーディネーション能力の中で重要なのが体幹保持能力です。この能力が低い選手はサッカーの多様な動きの中で「動き」の軸を安定させることができないため「走る・蹴る・跳ぶ・ぶつかる・起き上がる」などの動きを高いレベルで発揮できません。日本代表の長友選手が体幹トレーニングを重視しているのは有名です。
「プレー原則とは、サッカーにおける4つの局面、攻・守・攻守の切り替え(攻→守、守→攻)において、"それぞれの局面で最優先で実行すべきこと"を指します。『サッカーの原理原則』という言葉が一人歩きしている感がありますが、プレー原則は『サッカーだからこうしなければいけない』という原理的なものではなく、自分たちのプレーモデルに応じて4つの局面で優先させるプレーの原則と考えてもらえれば良いでしょう」
サッカーは、11(8)人対11(8)人で相手より多くのゴールを奪ったチームが勝利するスポーツです。
プロサッカー選手になるためには高い俊敏性が求められます。ドリブルの仕掛け、ディフェンスの対応、シュートのためのステップなどあらゆるところで細かく複雑なステップワークが必要になります。
価値観についてはチーム事情などでクラブとして統一したものを持つことが難しい環境の場合もあるが、学年ごとにバラバラなサッカーをしているという事態を避けるためにも、まずは指導者同士がコミュニケーションを取ることが大切だ。
この2つは、キミたちがサッカーというスポーツを本気でやり続ける限り、変わらない。子どもでも大人でもプロでも、日本でもスペインでも、過去でも現在でもこの先も、キミがプレーしてもメッシがプレーしてもだ。だから、原理・原則っていうんだよ。
『絶え間なく動いている味方・相手・ボールならびにゴールとの関係で自分の身体の位置を時間的・空間的に正確に決める能力』を空間認識能力と言います。サッカー選手にはロングボールやキーパーのパントキックの際に瞬時に落下地点を予測する能力・ボールのスピードや弾道、強さ、距離感を見抜く能力・味方や敵の位置を瞬時に確認して、ボールを出す場所を決める能力が不可欠です。中田英寿さん(元日本代表)も非常に優れた空間認識能力を持っていると言われています。
サッカーの基本って何だろう?
サッカーを単純に突き詰めていけば、相手より多くのゴールを奪うという目的のためにシステムや戦術といった手段が生まれてきました。
ゲームで使える様々なテクニックを習得し、多くの選択肢を持てる選手になれるようにトレーニングしていきます。サッカーの原理原則の「深さと幅」を学び、オフザボールの動きやポジショニングについても学んでもらいます。
「サッカーの原理原則って何?」
サッカーの原理原則について深く学び、高いプレッシャーの中でも発揮できる判断能力・テクニックを習得します。切り替えやハードワーク、質の追求も徹底していき、ゲームで必要となる選手になれるようにトレーニングしていきます。
攻撃の目的は、「ゴールを奪う」こと。サッカーは、敵よりたくさん点を取ったチームが勝つスポーツだ。だから、目的は点を取ること、ゴールを奪うこと。どんなときも。