原理原則ですから例外はありません

また、弊社で研修に使用している「営業の原理原則」に関する資料もございますので、自社でお取組みされたい方はぜひご参考ください。

京セラでは創業の当初から、すべてのことを原理原則にしたがって判断してきました。会社の経営というものは、筋の通った、道理にあう、世間一般の道徳に反しないものでなければ決してうまくいかず、長続きしないはずです。

営業組織として成功するプロセスを設け、各担当者がそのプロセス通り行動することで、一定のパフォーマンスを担保する役割がこの営業の原理原則にはあります。

そして、稲盛和夫さんからは、その原理原則を現代に落とし込み、一人の人間として・経営者として実践するための哲学(フィロソフィ)と具体的な取組事例を学ばせて頂いています。

このように認定試験一つをとっても原理原則の理解が求められ、作業者ではなく技術者としての成長が求められるのです。

最近は「物事の原理原則」を学びの中心にしています。ようやく人間が学び続けることの真の意味が分かってきたように思います。ある程度は仕事を行う上で浅く広い知識のインプットも行っていますが、時間は限られていますので、私は物事の道理を深く追求し、実践に生かせる学びに重きを置いています。では原理原則とは何か?というと、私は「物事(万物)の本質に適った考え方・生き方」であると理解しています。原理原則ですから例外はありません。厳しい表現かもしれませんが、自分が考えて実践した通りに仕事・人生の結果は表れてきます。仏教の世界ではこれを因果応報として昔から人々に伝えています。

どうしたら社員と心を通わせて信頼し合いながら働くことができるのか。どうやったら会社が正しく成長発展できるのか。これらの問題はあらゆる要因が絡み合っており、一見複雑で解決は難しいように思います。しかし、世の中で起こっている全ての現象は原理原則で成り立っていると考えて、複雑に見える問題を一つひとつ丁寧にひも解いていくと、非常にシンプルな答え(解決方法)を見つけることができると信じています。解決方法を見つけることができたならば、次は勇気を持って実践できるかどうかということになります。これも簡単なことではありませんから、日頃からトレーニングをしておかなくてはならないと考えています。

とはいえ、「そもそも営業の原理原則がわからない」「営業プロセスマネジメントができる人材がいない」「マネージャーはいるがリソース不足で困っている」などのお悩みはありませんか?

今回は、「営業の原理原則」を活用した営業プロセスマネジメントの役割やメリットなどについて解説していきます。

今回は営業の原理原則をベースとした営業プロセスマネジメントについて解説いたしました。

また、新人営業に限らず、商談採点表を作成するであったり、最近で言えばオンライン商談ツールに備わった録画機能を用いた商談アセスメントや振り返りによって、既存営業にも営業の原理原則を浸透させる方法もあります。

こういった時代の急激な変化や、当たり前が通用しなくなることは、2020年に突然起こったことではなく、事象の大小はあれど常に起こり続けていることです。そういった環境や業界、業種に左右されない不変の法則が「営業の原理原則」です。

おすすめの記事